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〔生命の森〕

《幸也の世界へようこそ》幸也の言葉《音と言葉》 → 《生命の森》


ここに掲載した文章は
曲集〔 生命の森 〕の映像作品において
音楽に添えられたものです。

この十三曲からなる曲集は
ベルギーの南部アルデンヌ地方の森の印象から作曲されたもので
私たちの居る地球は「生命の森」であることを認識し
その中での私たちの本来のあり方を思い出し
一人ひとりが 宇宙の中の存在としての当たり前のあり方/生き方に気付く
切っ掛けとなるようにとの願いをこめて作られています。

幾つかの曲では 詩人/写真家で
「生きる」ことを基本主題とした 光に満ちた作品を生み出されている
マキノ凛さんの詩が使われています。

【生命の森】

《果てしない大空》Op.107
《生命の喜び》 Op.108
《春の思い出~慈光》 Op.109-1
《春の思い出~春の散歩》 Op.109-2
《春の思い出~陽光》 Op.109-3
《空の響き》 Op.110
《サンタ・マリア~Ⅰ》 Op.112-1
《サンタ・マリア~Ⅱ》 Op.112-2
《サンタ・マリア~Ⅲ》 Op.112-3
《流れ行く雲》 Op.113
《光満ちる森》 Op.115
《輝ける樹木》 Op.116
《妖精の森》 Op.117


* * ☆ ☆ * *

《果てしない大空》

果てしない大空

宇宙へと続いている 果てしない大空

地球は 宇宙に浮かぶ星の一つ

その地球上に存在している私たちもまた
宇宙の中の存在

全ての生命=存在は
宇宙の中に存在している 宇宙の一部であり
宇宙そのものと一体です

私たちが存在している その宇宙とは
全ての生命=存在を
生み出す/育む/生かす/蘇生するエネルギーです

〔宇宙とは〕
(クリックすると〔宇宙とは〕のページが開きます)

果てしない大空
それは 宇宙へと繋がっている


宇宙意識は
宇宙の中の全ての存在の その全てを
あるがままに そのままに包み込むことによって
愛と調和そのものである 真の自己(宇宙そのもの)と一体化するように導いている

それが 宇宙です

私たちの生の営みとは
その宇宙を どこまで感じ取り
どこまで それと一体となって生きているかという
成長を目的としているのです


大空を見上げることで
私たちは「宇宙」を
宇宙の意識を
私たちが存在しているその目的を
感じることができるのです


* * ☆ ☆ ☆ * *

《生命の喜び》

森に生息する木々が
魂を息吹いている

散光にうたれ
緑が瞬く

バイオリンの弦のようにして
心軸(しんじく)は弾かれ
その響きが燦々(さんさん)
世界にこだまする

緑の隙間から差す光の中に佇(たたず)めば
無辺の情景が目の前に広がり
胸の奥からはひしひしと鮮やかな感情が湧き出で
私はその
気品高き熱情を含んだ静謐(せいひつ)
涙せずにはいられない


光を両手で掬(すく)うようにして
心にひとつ清らかなものを握りしめる

ひとつ大きく呼吸をし
顔をあげ
新しい方向を見つめる

丁寧に しおらしく
愛情を培(つちか)っていけるような
女性(ひと)になりたい

心うつむく夕暮れにも
微笑みをたやさないような人間(ひと)になりたい


光を両手で掬うようにして
心にひとつ清らかなものを握りしめる


顔をあげ
新しい方向を見つめる

(詩:マキノ 凛)


* * ☆ ☆ ☆ ☆ * *

《春の思い出~慈光》

〔祈りの言葉〕

(クリックすると〔祈りの言葉〕のページが開きます)


* * ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ * *

《春の思い出~春の散歩》

春の森を散歩していると
草木の鮮やかな色が 目に滲み込む

土と草花の芳しい香りが 鼻をくすぐる

漣のような木々の葉の風に揺れる音と鳥たちの鳴き声が 耳を撫でる


身の周りの空気が 幸せ色に感じられる


私も 身の周りの空気を
幸せ色に染めよう

そして その空気で
沢山の生命を
優しく包もう

心を込めて


* * ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ * *

《春の思い出~陽光》

春の陽光に 明るさ 温もり 安らぎを感じる
陽光に触れ合う時 私たちは幸せを感じる

あなたが幸せに生きるとき
あなたに触れ合う人も幸せを感じる

あなたが何か素晴らしいものに出会ったとき
あなたは幸せを感じる

暖かい心(心の温もり)
優美な心(心の優しさ)
気高い心(心の崇高さ)
明るい心(心の清らかさ)

あなたが幸せの波動と成ったとき
それは全ての生命へと伝わっていく

春の陽光と同じように


誰もが幸せに生きたい
だからこそ私たち一人一人が 幸せの波動を放つ

身の周りの存在に向けて
あらゆる生命へ向けて
宇宙へ向けて
永遠へ向けて


* * ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ * *

《空の響き》

私の心は
もう数年 向こうの方向へと
私たちを押し運ぶ

貴方の愛に浄(きよ)められ
心の表面の皮が はらはらとはがれていき
私の芯に 裸で清らかなものだけが残る

私はもう一度
遠方を見つめる

秋の空の下
ほのかに冷たい風をまといながらも
光の方向を目指す
波打つ海の方向へと走る

み空高くもゆる魂を 彼方へと打ち放つ

(詩・マキノ 凛)


* * ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ * *

《サンタ・マリア~Ⅰ》

〔聖母マリアからの言葉〕

地上の天使たちへ

〔1〕
いつでも 最高のあなたであって下さい。
最高とは 最も美しく 最も輝かしく そして
誰から見ても素晴らしいあり方です。

〔2〕
あなたのところに来た人たちを
誰一人として粗末に扱わないで下さい。
誰もが天使です。誰もが神の子です。
そして 誰もが貴重な生命です。
人だけではありません。全ての存在物を慈しんで下さい。

〔3〕
いつでも 清らかであって下さい。
清純であって下さい。想いも 行動も。
清らかさのみが 本当の素晴らしさを
本当の幸せを生み出します。


* * ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ * *

《サンタ・マリア~Ⅱ》

〔聖母マリアからの言葉〕

地上の天使たちへ

〔4〕
誰とも 憎しみ合わず 誰をも責めずに
相手の本当の姿を見て下さい。
そして お互いの素晴らしさを感じ取って下さい。
相手と そしてあなたとの両方の。

〔5〕
誰も被害者に成る必要はありません。
誰も加害者に成る必要もありません。
あなたは被害者と成る為に誰かを加害者にしていませんか?
あなたは加害者と成る為に誰かを被害者にしていませんか?
もう その必要は無いことを感じ取って下さい。
ただ 協力し合うのみです。

〔6〕
あなたの居るところ どこでもが天国であるように。
それは あなただけが創り出せるものです。
他の人には 他のやり方があります。
でも あなたのやり方は あなただけのものです。
あなたのやり方で 天国を創って下さい。

祈りを込めて


* * ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ * *

《サンタ・マリア~Ⅲ》

〔聖母マリアからの言葉〕

地上の子供たちよ

天に向かって
全能なる神が
あなた方にしてくださった 全てのことに対して
声を上げて 賛美の歌を歌って下さい

* * * * * *

祈ってください

真実の祈りは 神と一つになることです

祈りは 魂の栄養であり 心か身体をも癒します

頭の中で考えていること
心の中で思っていること
その全てが祈りです

それらの(自動的な)祈りが
身の周りの状況を創り出しているのです

* * * * * *

感嘆は祈りです

何かを「素晴しい」と思えることは
祈りです

身の周りの全てのものは
神の創造物であり
感嘆に値するものなのです

何かを「素晴しい」と思えることは
そのものへの愛なのです


* * ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ * *

《流れ行く雲》

〔感動の時代へ向けて〕

(クリックすると〔感動の時代へ向けて〕のページが開きます)

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《光満ちる森》

〔分かち合いの時代に向けて〕
(クリックすると〔分かち合いの時代に向けて〕のページが開きます)

* * ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ * *

《輝ける樹木》

森の木々の葉に陽光が当たり
一枚一枚の葉が 輝く

それぞれの葉が それぞれの輝きで
全体の輝きを増す

人間は この世の中で
そのように生きているのだろうか?
一人ひとりが輝いて 世の中全体を輝かせるように

もし そうで無いのであれば
私たちはそれを変えたいのだろうか?

私たち生命の持っている
本能よりももっと根元的な
全ての生命が持っている意志
それは 「幸せに生きたい」思い

誰でもが幸せに生きたい


その 全ての生命にとっての 最も当り前のことを
当り前に実行していける それが
今から私たちの創っていく世の中のはず

私たちは今 新たな文明の時を迎えつつある

しかし それは正確には「迎える」ので無く「創る」もの

私たち一人一人の意志と力とによって


過去 私たちは沢山の大切なものを忘れてきた

忘れる様に努力してきたのかもしれない…

けれども それによって 幸せに成り得た人は
どれ程いるのだろうか?

誰でもが「幸せに生きたい」と望んでいる それを感じ取る
こだわりの無い心(=思いやりの心)という大切なものを
私たちは忘れてきてしまった・・・


幸せに生きるためには
一人ひとりが輝いて生きるためには
何か難しいことを学んだり 知ったり
習ったりする必要は有るのだろうか?

ただ 「心を込める」
それだけで充分

誰でもが大切にされたい

「自分」という生命を大切にしたい

一つの生命として存在しているものにとって
それは ごく当り前の思い

それを私たちは一体どこまで実感し 実行してきたのだろう・・・

今からの 私たちの創っていく時代の
最も根源的なエネルギーこそが この
「思いやりの心」

全ての生命を かけがえの無いもの と実感して 心を込めて接すること

全ての行為において

全ての生命に対して


* * ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ * *

《妖精の森》

〔宇宙の一滴の雫〕

私たちは誰しも
宇宙から落とされた 一滴の雫で

それぞれの宿命を胸に抱えながら
その地球(ほし)を潤していく

「私の胸には 星の種が埋められていて
いつか 遠いいつか
深紅の花びらをひろげて 空へと還るでしょう

青空を滑り落ちて
宇宙の海を泳いでいく」

それが現実なら
いくらも道理にかないすぎる


けれども私たちは
この地球(ほし)の波止場から
祈りを捧げつつ
大地を温める

歴史を編み行く民として


私たちは誰しも
宇宙から落とされた 一滴の雫で

それぞれの宿命を胸に抱えながら
その地球(ほし)を潤していく

(詩:マキノ 凛)

* * * * * * * * * * * * *

〔生命の森〕

この地球は 生命の森

たくさんの生命が
それぞれに
生き活きと 伸び伸びと
美しく 輝かしく
生命の素晴しさを発揮し
豊かさを皆で共感する

「あの栄華を極めたソロモン王でさえ
野に咲く一厘の花ほどに
着飾りはしなかった」


人間に出来ることは 限られている
それなにに着飾ろうとする人間…

何も求めない時にこそ
宇宙の豊かさを受け取れる

地球は 生命の森


* ☆ * ☆ * ☆ * ☆ * ☆ * ☆ * ☆ *



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