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詩 集

《幸也の世界へようこそ》《書庫》 《天使の詩》 → 《詩集》

宇宙


宇宙に行ってみたい

昼間
光のかいだんを
のぼっていこう

もしも
雲がかくしたら

ほしのかいだんをのぼっていこう

ながれぼしが
とうせんぼしたら
わたしのなみだを
ひとつぶひとつぶつないで
のぼっていこう
かぜ


かぜがふいている
このはがおちてきた
いけにはいった
そのとき
わたしは おもいだした
なにかを
さる


さるが
ぶらさがっている
さる
さる
さる
さる
さる
さる
さる
さいごのさるが
おちた



雨がふってくる
どうしてだろう
くもからふってくる
なぜだろう
だけどいつかは
やむ
でもまたふる
ざんざんふる

でもすぐ
やむ
ゆき

ゆきがふる
ぱらぱらとふってくる
そうすると
こころがほあーと
あったまる
プレゼント


クリスマスに
自分から自分へ
プレゼントを
あげる
それは、自分の
心をだいじに
することです


雪がまう
風にまう
どこまでもとんでいく

手でうけようとしても、
すぐ、とんでいってしまう
きれいな雪うつくしい雪
つもる雪つもらない雪
雪は、とけてしまう、つもらなければ
とけてしまう、つもればなかなかとけない
わたしは、ふしぎ
ふる雪、つもらない雪
それを、見ていると
私の心がほっと
する
さくら


すーと風がふく
桜の木から花びらが
落ちる
すると
わたしは、うれしくなる


海は、
どんどんはいっていけば
どんどんふかくなる
だけど
みんなうかぶから
どんどんふかい所まで
いって
もどってくる
きりふきとにじ


きりふきと
太陽から
生まれる
にじ


きりふきの
駅から
にじの 汽車がくる

きりふきの駅から
下って 行く
にじの音楽をながしながら


風がふくとき、目をつぶる
すると、心の中で
とんでいるような、いいきもち
ずーっととんで行きたいな


土と太陽と水から
のびる花

花はさく
汽車のけむりのように
さき
汽車のけむりのように
しおれる


(小学校二年生の時の作)


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