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食べるとは

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☆ 食べるとは (肉食について/食事とエネルギー/)

これからの地球文明が 「調和」を基本としていくに当たって
「食」ということに触れておきましょう。
なぜならば 食すということは
他の生命を食べているのですが
生命を殺して食べるということは 不調和なことなのか
という疑問を持つ人がいるからです。

現代の地球人類は
穀物・野菜・果物・木の実などの植物系の食べ物と
動物の肉や乳などの動物系の食べ物とを食べている人がほとんどです。

しかしこれは 人間という哺乳動物にとって自然なことなのでしょうか?

そもそも 地球上の生き物は
植物は 水とその中に含まれている鉱物(ミネラル)を根から吸収して成長し生存しています。
(その他に 空気と太陽エネルギーが必要です。)
そして ほとんどの動物は 植物とその中に含まれている鉱物とを食べることによって生存しています。
(ただし 哺乳動物も授乳期間は動物性の乳を飲みますが。)
これはすなわち 地上の存在が
鉱物から植物へ 植物から動物へと進化した
その下位の存在を食しているということです。
(ここで言う進化とは いわゆる進化論でのものではなく
全ての生命の悠久の転生における 何に魂を宿らせるかという意味での進化です。)

そして 人間も 肉体としては哺乳動物です。
牛や馬や猿と同じです。
ですから 本来は授乳期間は母乳を飲みますが
幼児期を過ぎたらば 草食を基本とするのが自然なのです。
その証しに
人間の身体では 乳を消化器で分解する酵素は三歳までしか体内にありません。
その後は 乳は分解されないのです。
そして 小腸にこびりついて 様々な病気を引き起こします。

また 肉食は人間の身体に悪影響を及ぼします。
人間の消化器は 24時間以内には食べたものを排泄しないようになっています。
しかし 肉は消化器の中で数時間で腐敗してしまいます。
そしてその腐敗した死体からの毒を腸が吸収しているのです。
また肉は酸性で かつ消化のためにも酸を生成しなければなりません。
つまり 身体をどんどん酸性化させ 老化させます。
もう一つ肉食の(目に見えない)危険な点は 殺された動物の想念です。
動物の体内では 捕獲され 屠殺される時に
大量のストレスホルモン(副腎ホルモン)が出されます。
これは精肉され食用となった肉に残っています。
つまり肉を食べるということは このストレスホルモンを食べているのです。
そしてホルモンだけではなく 殺された時の想念 「恐怖」「辛さ」「痛み」というものも
肉には残っています。
そういうものを食肉として食べているのです。
そういうものを食べて 吸収すれば 食べた人もまた そういう想念の影響を受けて
同じような想念を発するようになります。

あるいは 動物を飼育する際に与えられている飼料には
沢山のホルモンや抗生物質が加えられています。
これらもまた人体に悪影響を及ぼしています。

更に 食肉を得るには 大量の飼料(植物)を必要とします。
1kgの肉を得るためには 12kgから20kgの植物が必要です。
これはとても無駄なことです。


このように 肉食は人間の身体には良くないことばかりです。
そして 現代人の食生活で当たり前になってしまっているもので
もう一つ 身体に良くないものが「三白」です。
白米・白小麦粉・白砂糖 この三つの白です。
精白した米や小麦は 胚芽と繊維を取り除いてあります。
胚芽を取ってあるということは 水に漬けても発芽しないということです。
つまり もう生命ではないのです。
() 私たちが食べ物を食べるというのは
実は 食べ物に含まれている「生命力」をも食べているのです。
ところが 精白した穀類は もう発芽しません。
生命ではなくなっている かすを食べているのです。
そして 繊維質が少なくなっているために 消化活動が不活発化します。

砂糖はそもそも身体を酸化させます。
その上に 精製した砂糖は ミネラルを取り除いたものです。
白砂糖も かすを食べているのです。

「生命力を食べているのだ」ということが分かると
では何を食べればよいのか あるいは 何を食べない方がよいのかも
自ずと分かってきます。
最近では 切った野菜が「すぐにサラダにできる」などの謳い文句でビニール袋に入れて売られていますけれども
これなども生命力が無い 単なる「かす」です。
切られてから三時間もすると(野菜の種類によって違いますけれども) 生命力は 無くなっています。

発酵食品は 酵母菌が生きていますから これは生命力です。


食べ物を食べるというのは もう一つには 食品に含まれている「太陽エネルギー
あるいは「宇宙エネルギー」をも摂り入れています。
太陽光を浴びて育った植物には もちろん太陽エネルギーが含まれています。
温室(ビニールハウスなど)で太陽光を浴びずに 蛍光灯の光で育てられたものには
太陽エネルギーは含まれていません。
太陽光で乾かした布団や衣類は 良い匂いがします。
これが 太陽エネルギーです。
昔の乾燥食品は 太陽光で乾燥させていましたから 太陽エネルギーを吸収していました。
今の乾燥食品のほとんどは 石油を炊いて温風で乾かしたもので
もちろん これらには太陽エネルギーは含まれていません。


これ以外にも
精製塩・精製油・固形化した油など 身体に良くないものはいろいろと有ります。
精製し過ぎたものは 三白(白米・白小麦粉・白砂糖)と同様に
身体に必要な栄養素が取り除かれています。

は 昔は海岸で干した海の塩(ヨーロッパなどでは岩塩も)でしたが
今は 工場で作られた精製塩がほとんどです。
海の塩で気をつけたいのは ヨードが混ぜてあるものです。
塩にはそもそもヨードは含まれています。
しかし 人工的に作られたヨードを加えたものは
実際にはヨードを摂り入れることにはなりません。

は 自然に(常温で)固まるココナツ油などを除いて
ほとんどが液状です。
それを人工的に固形化しているものの代表がマーガリンですけれども
そもそも液状であるものを固形にするに当たって 油に無理をさせています。



食用に適ったもの
穀物としては 玄米・全粒小麦・粟(あわ)・稗(ひえ)
生の野菜・果物
豆類として 大豆(を加工した納豆・豆腐)・小豆・黒豆
油脂としては オリーブ油・ココナツ油・ごま油・菜種油・ギー



☆ いつ食べるか/どれだけ食べるか
大抵の人は 一日に三回の食事をとります。
しかし本当に一日に三回 食べ物を摂ることによってエネルギーの補給をする必要があるのでしょうか?
消化器は食べたものを24時間は排泄させないということは
食べてtから24時間経たずに次の食べ物を消化器に入れるのは 無理をさせていることにはならないのでしょうか?
本当は 消化器は18時間は休ませた方が良いのです。
ですから 一日に食事を複数回摂るにしても 固形の食事は一日に一度
あとの食事は固形ではなく 液状のものにすると 消化器への負担が少なくなります。

また「空腹感」というものは 食べ物をが入れられて膨張した胃が
 消化が進むにつれてだんだんと収縮する その動きを感じているものです。
ということは あくまでも胃の膨らみ具合であって
 実際に身体がエネルギーを必要として欲しているのかどうかとは関係ありません。

食事を摂るときには この空腹感に惑わされないようにすることも肝心です。

☆ 消化
食べ物を口に入れると それは胃へと入ってきます。
そして 胃の中で胃液と混ざり合い 胃液の酸によってドロドロに溶かされ
そして腸へと流れていって 更に分解されて必要な栄養素が吸収されます。
大抵の場合には 一度の食事でいろいろな食材を食べますが 実はこれに注意が必要なのです。
食べたものをドロドロに溶かす胃液は いつでも同じ状態ではありません。
胃液は 食べたもの=胃の中に入ってきたものによって違う成分なのです。
胃の中に食べたものが入ると 胃はすぐに食べたものを分析して「それに適した胃液」を出します。
つまり 食材によって どういう胃液を出すのかが違うのです。
例えば 豚肉を溶かす胃液と じゃが芋を溶かす胃液とでは違います。
それなのに 「肉じゃが」としてその両方を一度に胃に入れると
胃は 一体どれのための胃液を出せばよいのか分かりません。
これが「食べ合わせ」と言われるものの正体です。
勿論 肉じゃがのように「合う」とされているものでも同様です。

人間も動物の一種です。基本的にどの動物も 一度の食事では一種類のものしか食べません。
獲物を捕まえたライオンがそれを食べるに当たって
「おかずが欲しいな」と 他のものも一緒に食べるでしょうか?
鼠を捕まえた猫が 付け合せにと他のものも食べるでしょうか?
人間も 何十万年にも渡って 一度の食事には一種類のものだけを食べると言う生き方をしてきました。
そして その一種類のものは その全てを=全体を食べました。
ですので 一度の食事にはなるべく 食材の種類を少なく かつ
それらの食材の全体を食べることが重要です。


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