地球に来た理由
《 宇宙からの贈りもの = かけがえのないあなたへ 》
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2)「この世」では
子供の頃 初めてのことをするのか怖かった。どうして怖いのかが分からなかったけれど(身の危険を感じてとかではなくて)
初めてのことは自分から進んですることは無くて
誰かのやっているのを真似てだった。
この世に慣れていない私たちは
あの世とこの世が余りに違っているので
戸惑うことばかりで
一体どうしたら良いのか分からなかったからだと思う。
子供の頃から 誰かの近くに行くと
その人の身体の痛みを感じて もらってしまうことがある。
そういう「感応」という伝達が ほとんどの地球人には分からないらしい。
大抵の地球人は 「自分と他人は別のもの」と思っている。
「自分というのは 他から分離した存在」だと思っている。
そして他の生命と繋がろうとしない。
誰もが「自分」という檻に入って生きているかのように。
そして 人間同士でさえ 「心を通わせる」 ということをしない。
伝達の手段は 「言語」という記号。
口から出す言葉 字に書いた言葉
それらだけが伝達の手段だと思っている。
だから言葉が通じない虫や植物や物には語りかけることをしない。
そして 他の生命に迷惑をかけても当たり前だと思って生きている。
身の周りの人々に迷惑をかけ 地上の多くの生命に迷惑をかけ
地球にも迷惑をかけて。
「今の自分さえ良ければ」「自分たちさえ良ければ」
と思っている人ばかりだから。
他の生命の痛みが分からない人たちばかりだから。
小学生の時に「人間は 何も物質を作り出すことはできない」と気付いた。
人間が「作る」といっているのは
物を加工したり変形したり変質させること。
物質そのものを作り出すこと(=創造)はできない。
人間には何も創り出せず 存在しているものは全て
「宇宙の一部分」であり「宇宙という生命の一部」だからこそ
それら全てと「心を通わせる」ということもまた
当然のことと思っていた。
私たちには 動物でも虫でも植物でも そして物質でも
何もかもが「生命」だと分かっている。
私たちは 全てのもの=全ての生命と心を通わせて生きるのが
当たり前だった世界を「普通」だと思っている。
でも地球人たちはそうは思っていない。
どうして地球人には そういうことが分からないのだろう?
中学生の時に同級生に言われた。
「いつも午前中は機嫌が悪いな」って。
いやいや 機嫌が悪いのでは無いのです。
朝目が覚めてから「この世」に慣れるまで時間がかかるのです。
寝ている間は 魂は「あの世」に戻っています。
目が覚めると「この世」に来ます。
でも「この世」での経験が少ない私たちは 毎朝
「この世」に慣れるのに時間がかかってしまうのです。
それでも自分は毎日学校に行けたけれど
多くの仲間たちが学校に行けず 世の中に入っていけずに
家の中で 部屋の中でじっと過ごしているのです。
「あの世」と余りにも違っている「この世」の中では
逆に私たちが自らを檻に閉じ込めて生きなければならない・・・
その檻の中だけが「自分の居場所」だと感じられる。
そこでだけ 私たちは宇宙と繋がることができるのです。
子供の頃 大抵一人で遊んでいた。
大人になってからも 私には友達がいない。
いや 友達がいないというよりも 友達って何なのかが分からない。
親子とか夫婦とか同僚とかは分かるけれど 友達って何なんだろう?
友達はいないけれど 私には仲間がいる。
そう その一人が「あなた」。
一度も逢ったことが無くても 一度も言葉を交わしたことが無くても
でも「仲間だ」って思える存在がいる。
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