石油では無いエネルギー源を使う
石油とは何か?/石油は枯渇する/石油の危険性
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20世紀は 石油の時代でした。
ほとんどの動力が 石油をエネルギー源とし
様々なものが石油から作られました。
プラスチック/化学繊維/薬など・・・。
石油とは何か?
そもそも 石油とは何なのでしょうか?
一般には 死んだ動植物が何億年もかけて
石油や石炭になったといわれています。
しかしそれは本当なのでしょうか?
地球というのは ひとつの生命体です。
人間や動植物と同じような。
その地球にとって 木や草などの地表に生えている植物は
動物の体毛に相当するものなのです。
海などの水は 動物の体液に相当するものです。
そして 石油とは 動物の血液に相当するものなのです。
ということは 石油を掘るということは
地球という生命体の血液を掘って どんどん消費しているということなのです。
それで 地球という生命体が弱ってしまわないわけがありません。
地球人類は 自らの身体の血を抜くということをしつつ生きているのです。
石油は枯渇する
しかし 石油は地球の内部に蓄積されているもので
それを採掘していますけれども
一体どのくらいの量の石油があるのかは 全く分かりません。
以前から 石油の埋蔵量というのが推測されてきました。
しかし 基本的には分からないのです。
地球の内部のことですから。
あくまでも推測/憶測としての数値が発表されてきただけです。
しかし 地球内部にあるもので
このまま採掘を続ければ いつかは枯渇します。
それがいつかは 分かりませんけれども。
石油の危険性
そして 石油というものは
天然自然のものではありますけれども
しかし 地球上の生命にとって
危険性が高いものです。
石油が地底や海底から流れ出てしまったらば
どういうことになるかは
ほとんどの方がご存知かと思います。
海底から流れ出た石油は 海の中の生命を殺してしまいます。
そしてその影響は その時だけではなくて 後にまで残ります。
つまり 地球人類は
石油を利用するということはしていますけれども
実は 石油をコントロールすることができないのです。
そして 石油から作り出されたものが
分解されにくいということで 廃物処理が非常に困難であり
(処理できないということは コントロールできないということです)
それが地球の環境に大きな影響を与えています。
石油ではないエネルギー源
石油を使うことで
20世紀の機械文明/物質文明は非常に繁栄しましたけれども
しかし コントロールできないというその危険性を認識し
21世紀には 石油に代わる
より安全なエネルギー源を開発し利用した方が
地球のため 地上の生命のためになるのではないでしょうか。
例えば
自動車は ガソリンでないと走らないかのように思われていますけれども
実は ガソリンで無くても走るのです。
水で走るのです。
しかし 石油メーカーの思惑によって 水自動車の開発は阻止されてきました。
あるいは 今後も電気は使われ続けるかもしれませんけれども
発電のエネルギーとして石油を使わずに
他の天然エネルギー(太陽熱/風力など)を使うように転換していくべきではないでしょうか。
また 石油から作られたプラスチックなど廃物処理が困難なものに代わって
他の素材から作られた有機的に分解されるものを選んでいくべきではないでしょうか。
これまでの石油文化は
産油国や石油メーカーの儲けだけが優先されていて
その危険性や環境への負担は軽視されてきました。
しかし 危険でコントロールできない そしていつかは枯渇する石油にこだわり続けるよりも
新たなエネルギー源を開発する方が 今後の地球人類のためになるのではないでしょうか。
私たち一般の人間には そういうものを開発することはできないかもしれませんけれども
しかし なるべく自然なエネルギーを使って発電している電力会社を選んだり
有機的に分解される素材を使ったものを選ぶことによって
そのような開発を助けることになるのではないでしょうか。
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