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歴史から学ぶ

《新しい地球へようこそ》→《歴史から学ぶ》


私たち地球人類は「過去にこだわる」という特徴を持っています。
地球人類が 記憶力を獲得して以来
ものごとの認識の仕方を
「今この時この場での直感」を主としたやり方から
「過去から現在(あるいは未来)を推測する」というやり方へと
大きく変換させました。
ですので 今の地球人類には「歴史」という学問が重視されています。

しかし 歴史を学ぶには 幾つかの重要な点があります。
まず第一に 「歴史を学ぶ」のでは無くて 「歴史から学ぶ」のだということです。
単に過去のことを知っても 過去の情報を集めても 頭に詰め込んでも
それを役立てるということが無ければ 何の意味もありません。
歴史を学ぶということは すなわち 歴史から学ぶべきことがあるからこそ学ぶのです。
ですから まずは「歴史から学ぶ」ということが 基本となります。

そして第二に 歴史から学ぶためには ものごとの原因を捉え知る必要があります。
ものごとには 必ず原因があります。原因があって 結果が生まれます。
あるいは ものごとには 必ず理由があります。
歴史というものは 「原因」と「結果」のうちの 「結果」だけが記されているものです。
しかし実は大事なのは「原因」の方なのです。ものごとの「理由」の方なのです。
「なぜそうなったのか」という原因や理由を知ることで初めて
そのものごとの本質や意味が分かるのです。
そして それでこそ歴史から学ぶことができるのです。

第三に ものごとの原因とは すなわち「心」です。
歴史というのは結局 生の営みのことです。人間の生の営みであり 宇宙の生の営みです。
その生の営みというものは 何が元になっているのかということ 「心」なのです。
(「心」というのは 「意識+意思+感情」です。)
人間は「心」によって考えたり判断したり行動したりしているのです。
ところが 「心」は見えません。他人に見せることもできません。
ですので 歴史に記されません。
つまり 歴史を作っている一番元の一番大事なことが 歴史には記されてはいないのです。

第四に 歴史には
心だけではなく 目に見えることだけが記されて 目に見えないことは記されないのです。
宇宙の中で 「人間の目に見える」という ごくごく限られた範囲のことだけが記されているのです。
この世は「精神」と「物質」でできています。
物質は目に見えますけれども 精神は非物質で目には見えません。
あの世は「精神」だけで 物質はありません。
「愛=意思」と「調和=意識」で成り立っているのが 精神エネルギーです。
目に見えるものだけが書き記されるということは
「精神」と「物質」の内の物質に関することだけが書き記されるということで
精神の方は切り捨てられているということになります。
あるいは 「この世の物質」に関してのみ取り扱われていて
「あの世」に関してと「この世の精神」は切り捨てられている ということになります。

第五に 歴史として記されているのは
「戦いに勝った人の言い分」だけだということです。
戦いに負けた人の言い分は残されないのです。
戦いに勝った人にとって都合の良いことだけが書き残されるのです。
ということは 戦争などの争いに関して人間が書き記したものは
真実ではないということになります。
あるいは 「権力者」の言い分だけが書き記されているということです。
「権力者」というのは 別の表現をすると
「力で他者を支配する人」です。
つまり 支配する側にとって都合の良いことだけが書き記されていて
支配されている側の言い分は書き記されていないですし
支配者にとって都合の悪いことは隠されている
真実は隠蔽されているということです。


このように
1)歴史から学ぶ
2)ものごとの原因/理由を捉える
3)原因とは「心」であり その「心」をはじめとする
4)不可視のものは書き記されていない
5)勝った人/権力者に都合の良いことだけが書き記されている
という幾つかの重要な点を踏まえて歴史を学ぶということは すなわち
いわゆる「この世」つまり「目に見える世界」だけではなくて
「目に見えない世界」つまり「あの世」というものを含めたものごとの見方をしなければ
真実はわからないということなのです。
それは別な表現をすると
「神の目」で見なければ あるいは宇宙的な見方をしなければ
本当のことは分からないということなのです。
ここで言う「神」とは 特定の宗教の神ではありません。
地球意識や太陽意識 銀河意識や宇宙意識 創造意識や根源意識などのことです。
そういった 目には見えない=あの世の存在の視点無しには
あるいは 地球を含めた宇宙的な視点無しには
本当の歴史は分かりません。
つまり 「神」というものが分からない人には
あるいは「宇宙の中の地球」という概念が分からない人には
歴史は分からないということなのです。
知識として知ることはできても ものごとの本当の「意味」を捉えることができないからです。

次項目の「この五千年来の地球文明」において
地球の過去を振り返っていますけれども
これはすなわち 「神の視点」「宇宙的な視点」で振り返っている ということです。

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この五千年来の地球文明~神の視点・神の計画
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