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《宇宙の揺り籠》

《幸也の世界へようこそ》《幸也の言葉》《公演でのお話から》 → 《宇宙の揺り籠》


今回の演奏会の題名である《宇宙の揺り籠》というのは
どういう意味なのかをお話ししていきます。

皆さんは 日本に生まれて 日本で育って 日本で暮らして 日本語で生活して
ということで 「自分は日本人なんだ」という自覚を持っているでしょうか?
そして 日本は東洋の中の一つの国ですから 皆さんは
東洋で生まれ 東洋で育ち 東洋で暮らしている「東洋人なんだ」という自覚は持っているでしょうか?
これはもしかしたら たとえば西洋人と比べてみて 
肌の色が違うとか フォークやナイフでは無く箸で食事をするとか 家の中では靴を脱ぐとか
そういう「違い」でもって認識できることかもしれません。
そして 皆さんは 地球の上に生まれ 地球の上で育ち 地球の上で生きていますが 
「自分は地球人だ」という自覚はしていますか?
そして更に 皆さんは宇宙の中に生まれ 宇宙の中で育ち 宇宙の中で生きていますが 
それは自覚していますか?
ほとんどの人が自覚していないかと思います。
自覚していないその証しとして 皆さんは
「日本人なんだ」ということは納得しましたね?
「東洋人なんだ」ということも納得しましたね?
「地球人なんだ」ということも納得しましたね?
そして 皆さんは「宇宙人なんだ」ということは?
あれれ・・・と思いましたね。
「宇宙人」という言葉は 皆さん自身は含まれていなくって
「地球外生命体」のことを言っていますよね?
でも それはおかしくないですか?
皆さんも 宇宙の中で生まれ 宇宙の中で育ち 宇宙の中で生きているのですから
「宇宙人」のはずなのに。
例えて言うと 地球上で暮らしている中で 皆さんは日本人ですね。
それに対して日本人以外を「外国人」と言います。
「日本人」に対して それ以外の人たちを「地球人」と言ったりはしませんね。
でも そういうことを「宇宙人」という言い方ではしてしまっているのです。

これが 地球人が「宇宙人=宇宙の中に存在している」という自覚をしてない証しなのですが
その自覚をしていませんから 「宇宙には決まりごとがある」ということも認識していません。
日本には 日本の決まりごとがあります。
地球には 地球の決まりごとがあります。
そして 宇宙には宇宙の決まりごとがあります。
日本人の皆さんは(先にも例で挙げましたが)箸で食事をする 家の中では靴を脱ぐ 
といったことは 日本(あるいは東洋)の決まり事です。
では地球の決まりごととは?
皆さんの中で 耳が三つある人はいますか? 手足に指が三本ずつの人はいますか?
誰でもが耳は二つ 指は五本ですね。
こういうのは 地球での決まり事なのです。
そして 宇宙の決まりごととは?

宇宙というのは その中に全てのものを含んでいます。
それら全ての存在を 宇宙は生み出し 育み 生かしています。
宇宙というのは それだけしかしていません。
「生み出し」「育み」「生かす」。
ということは 宇宙の中の全てのものは「生み出され」「育まれ」「生かされている」わけです。
ですから 宇宙の中では 全てのものごとは「上手くいくようになっている」
これが宇宙の決まり事なのです。

「ものごとは必ず上手くいくようになっている」

この宇宙の決まりごとをほとんどの地球人は認識していません。
ほとんどの人は「いや 人生では上手くいかないこともあるよ」と思っています。
しかし 繰り返しますが 宇宙の中では 全てものごとは上手くいくようになっています。
上手くいかないのは 何かが邪魔をしているからです。
何かとは それに関わっている誰かの思いです。
それに関わっている一番の当事者は? それは「自分自身」ですね。
つまり 自分の頭の中で考えていることが 実は
宇宙の「ものごとを上手くいかせる流れ」を邪魔しているのです。
そういうのを 「人間の浅知恵」と言います。
浅知恵の代表が「心配」です。
「ああなったらどうしよう」「こんなことが起きたらどうしよう」という心配です。

「神様」というのは 何なのかというと(人それぞれで認識が違うかと思いますが)
簡単に言うと「神様」とは「宇宙」のことなのです。
全てのものを生み出し育み生かしている宇宙が すなわち神様なのです。
そして その神様=宇宙には肯定形しかありません。否定形はありません。
ですから 神様は全てのことに「はい そのとおり」としか言いません。
私たちが神様に対して何を言っても「はい そのとおり」という返事しか返ってきません。
神社とかお寺で「お参り」をしているふりをして 実はたくさんの人が願掛けをしていますが
それらの願掛けに対して たとえば
「病気が治りますように」と言えば 
返ってくる答えは「そのとおり」です。
「今の収入では足りません。もっと収入が増えますように」というと 
返ってくる答えは「そのとおり」です。
そして心配事に対しても同様です。
「病気になったらどうしよう」と思えば 神様は「そのとおり」と答えてくれます。
「台風で家が飛ばされたらどうしよう」と思えば 神様は「そのとおり」と答えてくれます。
「交通事故に逢ったらどうしよう」と思えば やはり「そのとおり」と答えてくれます。
全てを肯定してくれる=全てを受け入れてくれるのです。
つまり 「心配=何か悪いことが起きるかもしれない」という思いを
肯定して受け入れてくれます。
それがすなわち 宇宙の「全てのものごとを上手くいかせる」流れを邪魔しているのです。

私たちは 宇宙の中で生み出され 育まれ 生かされているということは 
宇宙が私たちの故郷なのです。
宇宙が私たちの揺り籠なのです。
ですから 本当は今回の演奏会の題名は「宇宙の揺り籠」:ではなくて
「宇宙は揺り籠」が正しいのです。
しかし「宇宙は揺り籠」と出してしまうと 
「これってどういうこと?」と思う人が多くなるかと思いますで
あえてそうはしなかったわけです。

ですから この宇宙という揺り籠の中で 
誰もが「全てのものごとは上手くいく」ということを受け入れて
安心して生きていいんだ ということを
私は音楽を通して皆さんにお伝えしているのです。



(この文章は 2019年日本公演でのお話しをまとめ直したものです。)




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