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生ゴミは堆肥に

生ゴミを燃やす無駄

《新しい地球へようこそ》 → 《生ゴミは堆肥に》


家庭から出されるゴミは
再生可能なもの/生ゴミ/その他燃やすゴミ と
大きく三種類に分類できるかと思います。

この内 生ゴミは 地域によっては堆肥にされているようですけれども
しかし ほとんどの地域では 焼却処理されているのではないでしょうか。

生ゴミを焼却するのには 大量のエネルギーを必要とします。
大抵のごみ焼却場では 灯油を炊いてゴミを燃やしていますけれども
生ゴミには沢山の水分が含まれています。
特にスイカの皮などは そのほとんどが水分です。
そのような 水分を多く含んだ生ゴミを燃やすためには とても沢山の灯油を必要とします。

本来 生ゴミは地中で分解するものです。
どうして 自然に分解して土に返るものを大量の燃料を使って燃やすのでしょうか。

捨てる場所=堆肥にする場所が無い というのが理由です。
特に大都市では それを理由に焼却しています。

しかし 日本の国土のほとんどは森林です。
その森林には 本来沢山の生命がいて 森の生態系を作っています。
けれども その森の生態系は 自然の状態ではなく
人工的にどんどん壊されてきました。
その森の生態系を元の状態に戻すためにも
森の近くに生ゴミ処理場を建てればば
一部は野生の鳥たちの餌とし その鳥たちが落とした糞が 森の木の栄養となり
育った森の木から酸素が出され
残りの生ゴミは 菌を使ったHDMシステムなどによって分解してから堆肥すれば
土を豊かにする
という循環が行われます。

庭を持っている家では
是非 庭のほんの一部でも
堆肥を作るために利用しましょう。
コンポスト用の生ゴミ入れを使っても良いですし
土に埋めておけば 二から三週間で分解されていますから
一週間ごとに場所をずらして地面に穴を掘って生ごみを埋めていきます。
単に埋めると腐敗しますけれども
菌を混ぜると発酵/分解されます。
ですから 玄米から作った乳酸菌液を入れたバケツに
生ごみを粉砕して 入れていき
ある程度たまったところで 土に埋めます。

それだけのことで
焼却のための大量の石油の消費を少なくすることができ
排煙も少なくでき
残された灰の処理もしなくてすむのです。
そして 土壌を栄養豊かな生命力豊かな状態にでき
何よりも
地上の生命の自然の生態系を本来の状態に保つことができるのです。

生ゴミを収集し 運搬し 大量の灯油を使って焼却するよりも
なるべく 庭があれば各家庭で処理をするようにし
あるいは 各地方自治体が
森の近くに生ゴミを野生動物の食料としたり
堆肥化できるような処理場を確保すべきではないでしょうか。

生ゴミのもう一つの処理方法は
亜臨界水処理法です。
生ゴミを分別し
燃やすのではなく 高圧高温で加水分解するという処理方法です。
亜臨界水処理した後 発酵させることによって肥料としても使えますし
メタンガスを取り出すこともできます。
天然有機物なら 生ごみ/廃木材/紙くず/動物の糞尿/下水汚泥/廃油など
何でも分解しますので 有効利用が容易です。
かつ 大規模な施設を必要としませんし
稼動費用が非常に安いということもあって
各地方自治体で建てることが可能なものかと思われます。  


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より詳しく知りたい方は こちらへどうぞ → 

「生ごみ リサイクル」「生ごみ 堆肥化」で検索しましょう。

生ごみ堆肥化事業

生ごみ堆肥の特性について

生ごみリサイクル

生ごみのリサイクル

ごみゼロネット


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